芝浦工大 SCI-ARC 交換留学プログラム

 

交換の経緯

1988年か89年から芝浦工業大学とサンタモニカのSCI-ARCの交換留学がまず東京とアメリカで始まり、翌年からスイスでのサマーセミナーに私が参加することになって以来、今回で7回目になる。その間、芝浦工大はスイスにいたモスクワ建築大学の学生との関係から同校とも交換留学を始めている。昨年はパリのベルヴィル建築大学とも交換授業をし、かなりの成功を納めているといっていい。

 

ここでは特にスイスでのサマーセミナーについて話すことにする。

 

なぜスイスになったのかというのはいとも簡単で、SCI-ARCがスイスのルガーノから車で20分程の小さな村に分校を持っていたからである。ルガーノといえばティチーノ地方の最大の都市で、日本でもよく知られている地名である。70年代、マリオ・ボッタが一躍、脚光を浴びるようになってその名は国際的に知られるようになった。実際、100人に一人が建築家というほど、その密度は日本以上に高い。ボッタがメディア的であっただけで、実はそれ以外の優秀な建築家を挙げるのには事欠かない。そして彼等を支える職人たちの存在も忘れてはならない。彼等はモスクワに行ってロマネスクの教会等を作った職人達の子孫で、彼等の村の家の内装にそんなロマネスクの装飾の業を持ち帰った跡が見られる。

 

 

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