一枚のスクリーンとは時にオパシティーであり、柱、梁の反復によって作り出されたものであり、透明性を得るための手段である。都市がもつ基本的な論理は透明性であるであると、私は考える。永遠に繋がっていく質化(カリフィエ)された空間が都市ではないか。都市の断片としての建築によって場所を質化(カリフィエ)していくことが我々の作業である。

 

結び

ユーラリールとの出会いは篠原一男氏のホテルのプロジェクトに関する文章の翻訳を依頼された事ことから始まる。残念ながら彼のプロジェクトは中断し、その場所は現在も空いたままである。

 

ユーラリール計画の主任建築家のコール・ハース(OMA)とはコンペの審査以外では特に接触はなかったものの、設計競技以来足掛け4年間、間接的に見守っていてくれた。建築が個人の作業でないことは言うまでもない。ユーラリールという類希な施主にめぐまれたことによって、プロジェクト自体が非常に良い方向に進んでいったように思う。

 

 

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